現代語訳 `第二の太刀 `上段に構え、敵が打ちかけてくるところを同時に敵を打つのである `敵を打ち外した太刀はそのままにしておき、また敵の打ってきたところを下から掬い上げて打つ `もう一つ打つのも同じ事である `この表の中においては、様々な心持ち、色々な拍子があるが、この表のうちを以て我が流の鍛錬をすれば、五つの太刀の道をこまやかに知って、いかようにも勝つところである `稽古すべきである