二三 一 打つと当たるという事
現代語訳
- `打つ
- `ということ
- `当たる
- `ということ、二つ別物である
- `打つという手法はいずれの打ちでも意識して確実に打つことである
- `当たる
- `は
- `行き当たる
- `程度の感じで、いかに強く当たり、忽ち敵が死ぬほどであっても、これは
- `当たる
- `である
- `打つ
- `というのは
- `心得て打つ
- `といったところである
- `吟味すべし
- `敵の手にでも足にでも
- `当たる
- `というのは、まず当たるのである
- `当たって後を強く打つためである
- `当たる
- `は触る程度の感覚である
- `よく習得して後は全く別のこととわかる
- `工夫すべし